NAIL TREND online from JNA "Natiful"

Natiful Vol.102

Nail + Beautiful = Natifulなトレンドをお届け

会報誌『Natiful(ネイティフル)』巻頭作品を一挙紹介!

『Natiful』のファッショナブルな巻頭ページ及びネイルアートを紹介。
制作手順も表記しているので、サロンワークにもご活用いただけます。
過去の巻頭作品は「ネイルギャラリー」内トレンドコンテンツでご確認いただけます。
SUMMER TRIP ~ 夏の海と空と風を、素肌にまとって ~
1 ベージュのジェルをランダムにのせる。色の偏りを防ぐため、三角形を意識して3点置きに。2度塗りしたくらいの厚みを1度でのせるとよい。ベージュはヌーディな色みを選ぶことで、全体の濃淡を引き立たせることができる。
2 ラメ入りの水色のジェルを、ベージュの間やベージュにやや重ねながらのせる。
3 ネオンオレンジをベージュと水色の間に少しずつのせていく。強く発色するカラーは量を少なめにし、最後にのせるのがバランスよく仕上げるコツ。
4 ベージュの中心を広げ、まわりにぼかすようにブラシを動かす。水色、オレンジも同様にし、足りない色を少しずつ足しながら、タイダイ柄に仕上げていく。
5 タイダイ柄の一部のように、明るめのゴールドラメを散らしていく。初めからラメも一緒になじませると輝きが失われるため、ジェルで柄を仕上げた上からラメをプラスする。
6 ラインストーン(アクアマリン、レッド)とブリオン(ゴールド)をのせる。キューティクルラインにストーンなどをのせる際は、ウッドスティックを用い、ストーンの幅でクリアジェルを塗る。次にキューティクルラインから少し手前にストーンを置き、際まで押すようにすると、ブラシでは届きにくい部分にまでジェルが届いてストーンをしっかりのせることができる。
Breakfast@Buffet ~ 南国の色彩溢れるテーブルで、一日がスタート ~
1 マットなグレーのジェルで逆フレンチに2度塗り。次にネオンカラーの水色とグリーン、オレンジで三角に塗る。三角形は意外と均等に描きにくいため、ラインで三角を描いて塗りつぶすより、三角風に塗ったものをバックワイプの要領で平筆で取り去り、形を整えるとよい。
2 ブラックのジェルで三角形を描いたら、マス目を引いていく。三角形はあえて正三角形ではなく、アンバランスに描く。
3 マス目の角を取ることで、円を作っていく。ブラシで円を描いても均等にならないことが多いため、角を塗りつぶすアプローチで仕上がりの完成度をアップ。
4 (3)で作った円に、ネオンカラーの水色とオレンジを、それぞれ交互になるように塗っていく。
5 (1)で描いた三角形をブラックのジェルで縁取り。さらに一部を塗りつぶしたり、ラインを加え、最後に逆フレンチのラインを引く。
6 丸輪つきのパーツ(オーロラ)、ラインストーン(クリア)をのせたら、トップコートを塗って完成。アートが辛口のため、やわらかな雰囲気の装飾でふんわり感をプラス。
Relax@Beach! ~ ビーチでの至福のリラックスタイム ~
1 ミルキィなオレンジのジェルを2度塗り。ネイルベッドはムラにならないよう軽いタッチで仕上げ、先端は、後から色を重ねることを考慮し、薄めに塗っておく。
2 ネオンオレンジをフレンチラインに幅広に塗布。オレンジの色に差をつけるため、発色の異なる蛍光タイプをセレクト。
3 赤みのある濃い目のネオンオレンジを先端に2度塗り。ベースカラーはパール入り、先端はマットと、質感にも差をつけている。
3 3色の間にゴールドのラメラインを引く。粒子が細かいラメなら繊細なラインが引け、ラインからラメが飛び出ることもないため、仕上がりの完成度を高めることができる。
5 ラインストーン(ターコイズ、アクアブルー、オレンジ)、ブリオン(ゴールド)をのせる。
ハンド
ハンドは、フットと同様にオレンジのフレンチラインを施し、ラインストーン(ターコイズ、アクアブルー、ルビー、グリーン)、ブリオン(ゴールド)をのせてコーディネートする。
Cheers! ~ 素晴らしき旅に乾杯! ~
1 ショッキングピンクのジェルで、描きたいバラの大きさを目安に、ベースになる部分を丸く塗っていく。こうすることで、ネイルベッドやイエローラインが透けることなく、後に施すグラデーションの立体感もアップ。
2 筆先にホワイトとピンクのジェルを半々に取り、バラの輪郭を描いていく。同様に、内側も縁取るようにして、花びらを描く。
3 ブルーのジェルでバラのベースを描き、(2)と同じように、ホワイトとブルーのジェルで輪郭と花びらを描いていく。
4 花芯の部分に点々を入れる。細かいドットを描く際は、ブラシを直角に立てると、ピンポイントでキレイなドットを描くことができる。
5 カーキのジェルでリーフを描く。ホワイトと濃いグリーンで葉脈を入れることで、立体感が高まり、よりリアルに。リーフは花のバランスを整える役目も担うため、花を引き立てる位置に描くとよい。
6 ホワイトジェルで、バラのまわりに曲線とドットをプラス。バラとリーフだけだとグラデーションでぼけた印象になりがちなため、まわりにラインを入れることで引き締まった表情に。最後に、バラを描いたホワイトの上にイエローで色づけ。
Cheers! ~ 素晴らしき旅に乾杯! ~
1 斜めフレンチになるように、蛍光グリーンのジェルを2度塗り。
2 ベージュのジェルを細筆に取り、ラインを引くようにしながら塗っていく。あらかじめラインで囲んだスペースを塗りつぶすのではなく、バランスを見ながら太さを決めていくとよい。各色の間は、後にラインを入れることを想定し、溝をあけておく。
3 蛍光オレンジのジェルを2度塗り。最も目立つ場所なので、ラインがブレないように要注意。筆を立てぎみに持ち、指も腕もしっかり支えた状態で描く。
4 濃いグリーンを(1)に重ね、グラデーションになるように塗る。蛍光色が強すぎるとポップな印象になりすぎるため、色調をコントロール。
5 各色の間に、ゴールドのラメラインを引いていく。それぞれの溝の中にラメを収め、表面に凹凸がないようにする。
6 ゴールドラメのライン上に、ラインストーン(ライトグリーン、グリーンイエロー、クリア)、ブリオン(ゴールド)をのせる。